きっかけは、インテリアコーディネーターにあこがれて

阿部さんがキッチンスペシャリスト資格を受験したきっかけは学生時代に出会ったインテリアコーディネーターの仕事にあこがれて、という理由でした。当時はインテリアコーディネーター資格取得には年齢制限があったので、まずキッチンスペシャリストから受け、年齢に達してからインテリアコーディネーターを受験したそうです。
一度は別の仕事に就いたものの、やはりインテリアコーディネーターを良いなと思った気持ちを忘れられず、資格のことを調べたそう。仕事をしながらでも通える学校があり、これなら自分にも取れるかもしれないと思い、仕事をしながら学校に通って資格を取得されたとのこと。
そのあとで転職し、今のお仕事に就かれました。
今は名刺にキッチンスペシャリスト、インテリアコーディネーターと書いてありますが、お客さんの反応は違うのでしょうか、と伺うと・・・
「そうですね、名刺を渡してご覧頂いた時に、「あ、資格をちゃんと持ってらっしゃるのね」という風に仰っていただくので、やはりお客様にも資格を持っている者が案内することで安心感を抱いて頂けると思います。」
全ての希望を取り入れることがベストとは限らない
お客さまは希望をいっぱい持ってショールームに来られます。その要望を全て叶えることが難しい場合や、全部取り入れることで逆に使いにくくなってしまう場合も。そういうときにちょっと目線を変えて要望を叶える提案ができるのも、キッチンのことや空間などを勉強したキッチンスペシャリストならでは。その場で描く手書きの絵での提案もお客さまにはわかりやすいので、資格で勉強する図面も実務に活かされています。
受験した知識が、そのまま仕事に活かせる資格
最後に、この資格を受験される方にアドバイスをお願いしました。
「独学で受験される方もいらっしゃると思いますが、私は学校に通って勉強しました。特に図面は、独学だと他の人に見ていただく機会がありません。でも、学校だと先生にアドバイスをもらえるので、それが私には合っていると思いました。
私みたいに本当にゼロからのスタートですと、資格の勉強をすることによって自信も付きますし、仕事にも活かせると思います。ぜひ試験を受けることによって知識を得て欲しいなとは思います。」
阿部さん、ありがとうございました。
これからも、ご活躍を応援しています。

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タカラスタンダード 株式会社
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