インテリアコーディネーターのための
プレゼンテーション基礎講座
本基礎講座のねらい
現在、ほとんどのインテリアコーディネーターがプレゼンテーションの作成作業をパソコンで行っていることを踏まえれば、
資格取得後の実務年数の少ないインテリアコーディネーターでは、手描きによる着彩等の表現技法を体得している方は少なく、
また、どのように勉強すればよいか困っている方も多いのではないでしょうか。手描きによる着彩等の表現技法を体得することは、プランニングの試行を気軽に行えること、打合せ時にその場で描くことで顧客とイメージ共有が図りやすくなるという利点があります。実際の現場ではPCソフトが主流となっていても、手描きならではの表現力を身につけることでコーディネーション能力のさらなる向上が期待できます。
講座資料作成の基本方針
インテリアコーディネーターの仕事において不可欠であるプレゼンテーションのテクニックの基本をわかりやすくまとめました。特に、速く見栄えのいい作品を作るコツに重点をおいています。
これからインテリアコーディネーターを目指す人にも、現在実務についていてスキルアップをしたいと思っている人にも、
簡単に習得できるワザをお教えします。目からウロコのシリーズです。
- わかりやすくビジュアルに カラーで表示
インテリアコーディネーターハンドブックでは伝えにくかった内容をカラーでわかりやすく図解します。 - 手順を追って丁寧に解説
図のように手順を追って図解し、詳細な解説をつけるので、"実践的に" 自習できる内容です。 - トレーニングペーパー付き
必要に応じて講座内容に即したトレーニングペーパーが付録として付きます。ダウンロードして練習してください。
次の回に参考作品を公開しますので、ご自分の作品と比較できます。
インテリアコーディネーターに求められるもの
インテリアコーディネーターに求められる能力は、インテリアコーディネーター資格試験の審査基準を通してみた場合、
「インテリアの基礎知識をもとに、住まいのインテリア空間に関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリアの計画を行い、図面作成や着彩表現により必要な情報を伝達できる能力を有していること。」とされています。
具体的には、以下のことが必要と解されます。
- 与条件の理解
顧客からの要望・与条件・ライフスタイル・図面を的確に理解すること。 - インテリアの計画と演出力
インテリアに関する幅広い知識を持ち、スムーズな動線計画を行い、空間や家具の適切な配置が行えること。
家具・エレメントの機能寸法、内部構成、使い勝手、素材の選択などを行い、
空間を際立たせる照明の計画も行えること。 - 図面による表現力と必要な情報の伝達力
図面の正確さ、丁寧さ、完成度の高さが保たれていること。 - 着彩による表現力
着彩の適切さ(色彩のバランスなど)、丁寧さ、完成度が保たれていること。 - 提案力
説得力があること。
講座の連載内容
- 第1回 色鉛筆による着彩の基礎:18色を選択する/鉛筆の持ちかた/塗り方の基本
- 第2回 色鉛筆による混色練習:混色の基本/色相の調整/明度・彩度の調整/同一色相によるインテリアの色彩計画
- 第3回 色鉛筆による質感表現え:テクスチャーの表現:木、石、タイルなど
- 第4回 プレゼンテーションのためのインテリア平面図:インテリア平面図の役割/計画とエスキス
- 第5回 インテリア立・断面図の表現:展開図とインテリア立・断面図の比較/インテリア立・断面図のポイント・着彩
※公開時期やテーマは予告無く変更する場合があります。
公開された内容は下記よりDL可能です。
プレゼンテーション基礎講座の動画
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による着彩の基礎≫ 鉛筆の削り方と消しゴムでの消し方 |
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による着彩の基礎≫ 面を塗る |
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による質感表現≫フローリング |
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による質感表現≫カーペット |
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による質感表現≫大理石・大谷石 |
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による質感表現≫ガラス・レンガ |
【インテリア産業協会】≪色鉛筆による質感表現≫ステンレス・クロス |