The 39th JAPANTEX2022

Windows Paradise 2022

インテリアファブリックス業界最大のイベントである『JAPANTEX2022』。一般社団法人日本インテリア協会との共催で『Windows Paradise 2022』を企画・開催しました。3年ぶりのリアル開催となった今年は、「Window Story ~窓から始まる物語~」と「NEW NORMAL LIFE」という2つのテーマで、窓を彩るストーリーを紡ぎ出しました。
窓をめぐる新たなライフスタイル、インテリアやコーディネートのアイディアを、インテリアコーディネーターと窓装飾プランナーのダブルライセンスをもつプロフェッショナル=「MADOWTSUKAI」達がお届けしました。

「Window Story Zone」では、窓を彩る表情豊かなさまざまな装飾を紹介。すぐにインテリアに活かしたくなるような、窓装飾からインテリアを考え楽しむヒントが満載でした。
シーンの異なる5つの窓装飾を、直接見て、触って、さらにはクイズ形式で楽しめる体験型展示。グレー系の色味で統一しつつも、素材やスタイル、デザインによって、生み出されるイメージは全く違うものに。ファブリックスの使い方や工夫で、窓の表情がこんなに変わるのかと驚かされました。知っているようで意外と知らないカーテンの知識も身に付き、ファブリックスの魅力が一層深まりました。
木村 さちこ
ダルクデコ株式会社
インテリアコーディネーター、窓装飾プランナー、リビングスタイリスト1級、臨床心理カウンセラー
「今までにありそうでなかったカーテン」をコンセプトにした、3種3様の立体装飾カーテン。まるで海の中にいるような「Aqua Room」、白とブルーのファブリックをピッタリと柄を合わせて斜めに継ぎ、視覚的な立体感を生み出している「Originary Resort」、大きくせり出したアシンメトリーのカーテンバランス(上飾り)で玉座をイメージした「Imperial Throne」と、素材・デザイン・使い方の異なる3つの世界が広がりました。
長屋 裕邦
株式会社ルドファン
インテリアコーディネーター、窓装飾プランナー、ビルクリーニング技能士
時間や場所を自由に選択して働くことを可能にする「ABW(Active Based Working)」という考え方。「NEW NORMAL LIFE Zone」で紹介したのは、そんな時代や社会の意識変化に即応した、新たなインテリアと住まい方でした。
自宅の中に、時間や場所にとらわれない自由な空間をデザイン。寛いだり仕事をしたりできるお気に入りの「居場所」を点在させました。ワークスペースは、隣同士があえて少し背を向ける配置で集中できる場所に。リラックススペースでは、バンブーブラインドやベルベットで角度によって違う表情を見せつつ、光や風の動きをファブリックスが演出。好きなものに囲まれた住空間が、さまざまなシーンに対応する多様性を生み出しました。
迫間 美香
茨城インテリアコーディネーター協会
インテリアコーディネーター、窓装飾プランナー、2級建築士、空間デザイン心理士®プロ
時の流れとともにさまざまな表情を見せる浜辺をイメージした「海辺のまちのインテリア」。綿や麻、シルク、羊毛などの天然素材をふんだんに使い、サステナブルな素材のコラボレーションで創出した空間のデザイン。夜の海をテーマに、サルベージ材と天然素材を組み合わせた窓装飾は、湘南のノスタルジックな風景を描き出しました。また、ニューノーマル時代の働き方に対応し、リビングの一部にはリモート会議用のブースも設置しました。
大嶽 恵美
F design エフデザイン
インテリアコーディネーター、窓装飾プランナー、美空間スタイリスト

幅広い知識や技術を駆使し、家具やカーテン、照明などトータルな提案で理想の住空間を創造するインテリアコーディネーター。多彩なアイテムの中から、ニーズやライフスタイルに合わせた窓装飾を提案する窓装飾プランナー。この2つのライセンスを持つプロフェッショナル達が、“窓”に注目した個性的なファブリックワールドを展開しました。それらの空間を見守るのは、2019年の『Windows Paradise』にも飾られた「ファブリック天使」です。
ニューノーマル時代の到来とともに、人々のライフスタイルは大きく変化し、住空間にかかわるニーズも多様化しています。今までにないアイディアとデザインで素材や色彩に新たな力を生み出し、装飾性と機能性を両立した理想の空間を創造する「MADOWTSUKAI」達。そこで過ごす人が心から幸せになるような空間創りを、インテリアコーディネーター、窓装飾プランナーのダブルライセンサーがお手伝いしています。

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