The 39th JAPANTEX2023

Windows Paradise 2023

日本最大級のインテリアファブリックスの祭典『JAPANTEX2023』。当協会は、一般社団法人日本インテリア協会との共催で企画展示『Windows Paradise 2023』を出展しました。
インテリアコーディネーターと窓装飾プランナーのダブルライセンスをもつプロフェッショナル=「MADOWTSUKAI」達が、窓装飾を中心としたさまざまな空間コーディネートを提案。「Window Story ~窓から始まる物語~」と「NEW NORMAL LIFE」という2つのテーマで、窓を彩る表情豊かなストーリーを描き出しました。
展示と併せて、『Windows Paradise 2023 ガイドツアー』も毎日開催。カラーやデザインといったインテリアファブリックスのトレンドを解説した上で、各コーナーを巡って見どころを紹介し、インテリアコーディネートのアイデアをより深く楽しめるガイドツアーとなりました。

Window Story ~窓から始まる物語~
「Window Story Zone」では、表情の異なる6つの窓装飾のバリエーションを紹介しました。今年は、「Window Story」初となる、2人の「MADOWTSUKAI」による共同デザイン。自宅やワークスペースですぐに活かせる窓装飾のアイデアが満載でした。
トレンドのカラーやデザインを活かしたさまざまな窓装飾のノウハウを、直接見て、触れて、さらにクイズ形式でも楽しめる体験型展示。素材の重なりや色彩の組み合わせ、縫製のアイデア、ピッチの変化など、随所に施された工夫で、多彩かつ魅力的な窓の表情を引き出しました。窓を彩ることはもちろん、毎日の暮らしを豊かにする窓装飾のアドバイスも。窓装飾からインテリアを考え楽しむための細やかなヒントがちりばめられていました。
木村 さちこ
ダルクデコ株式会社
林 準也
有限会社ジェイ・ファブリック
NEW NORMAL LIFE
「New Normal Life Zone」で紹介したのは、「ABW(Active Based Working)」という考え方に合わせたインテリア空間。ワークライフバランスをさらに向上させ、Well-Beingにもつながる、時代や社会の意識変化に即応したインテリアを提案しました。
この部屋の住人として設定したのは、リモートワークに伴い、都心から緑あふれる信州に移住した家族。30~40代の夫婦と小学校高学年の男の子が暮らす、開放的で心安まる空間を演出しました。なかでも工夫を凝らしたのが、リビングから庭を臨む丸窓。ブラインドを開けても閉めても丸窓の形が美しく見えるようにしつらえ、差し込む光や四季の移ろいを感じながら、家族それぞれが自分を見つめられる癒しの空間を表現しました。
久保田 千恵美
ROOM DECO
レザークラフトを趣味とする夫と、在宅でオンライン配信ビジネスに挑戦する妻という、プラチナ世代の夫婦が住まう部屋。性質の異なる2つのワークスペースをやさしい印象のアクアブルーでつなぎ、統一感を生み出しました。部屋の中心に置かれた大きな鏡も窓に見立て、ラグジュアリーな雰囲気を演出。趣味に没頭するアトリエ、ビジネスのスイッチが入るPCコーナー、夫婦のくつろぎエリアのそれぞれに多彩なファブリックスをまとわせ、心地よい空間をつくり上げました。
千葉 多恵
T&Precious design
“窓”に注目した個性的なファブリックワールドを見守っていたのは、『Windows Paradise』のシンボル的存在であるファブリック天使。「窓辺に舞い降りた蠱惑の天使」をイメージした装いにも、インテリアファブリックスのアイデアがふんだんに取り入れられていました。
時代やライフスタイルの変化とともに、住空間に対するニーズはますます多様化しています。幅広い知識や技術を駆使し、家具やカーテン、照明などトータルな提案で理想の住空間を創造するインテリアコーディネーター。多彩なアイテムの中から、ニーズやライフスタイルに合わせた窓装飾を提案する窓装飾プランナー。この2つのライセンスを持つプロフェッショナル達が、住まう人が心から幸せを感じられるような空間づくりを提案していました。
公益社団法人インテリア産業協会40周年記念展示
『Windows Paradise 2023』と併設して、公益社団法人インテリア産業協会40周年記念展示を開催。日本のインテリア産業の活性化を推進し続けてきた40年の歩みを、パネル展示と資料で紹介しました。

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