InteriorCoordinator 和田浩一氏

写真:人に空間に似合うキッチン01
 
人に空間に似合うキッチン
1994年の事務所設立以来、数多くのオーダーキッチンをデザインしてきました。
あらかじめ用意された色や素材、大きさ、機能からそれらの組み合わせを決めるシステムキッチンと違い、 オーダーキッチンではキッチンの存在そのものから構築していきます。
Interior Coordinator
写真:和田浩一さん  Koichi Wada
和田浩一さん Koichi Wada

インテリアコーディネーター
キッチンスペシャリスト
株式会社STUDIO KAZ:代表取締役 九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒業後、トーヨーサッシ(現トステム)株式会社勤務。 1994年、ステュディオ・カズを設立。バンタンデザイン研究所インテリア学部非常勤講師。
【コンペ】グッドデザイン賞、住まいのインテリアコーディネーションコンテスト、あたたかな住空間デザインコンペ、建築家と考える創造と再生展、座ってみたい北の創作椅子展、等、受賞多数。グループ展、個展なども精力的に行う。
【著書】「キッチンをつくる/KITCHENING」(2007 彰国社)、個展『U・RA・GA・WA展』(PINOCHIKA)、『キッチンノカタチ』(木童ギャラリー)予定。
株式会社STUDIO KAZ http://www.studiokaz.com/
写真:人に空間に似合うキッチン02
デザインする時に最も気にしていることは「似合う」ということ。そのキッチンを使う人が「似合っている」か。 空間は人が入ってはじめて完成すると思っています。それがキッチンであれば、使っている人がきれいに見える、 かっこ良く見えるキッチン、それが最もいいキッチンだと思っています。そんなお母さんの姿が見られる家庭って、 幸せそうでしょう?だから「人を引き立たせる背景としてのキッチン」を意識して、慎重に色や素材を考えます。 例えば同じ黒っぽい色でも塗りつぶしと、木の着色ではずいぶん違いますし、ツヤだけでも印象は変わります。 人はそれぞれ持っている色があるので、同じような色でも少しだけ赤を入れたり緑を入れたりして微妙に調整しています。
 
また、そのキッチンが回りの空間に「似合っている」かということも、もちろん気にしています。インテリアコーディネーターですからね(笑)。 キッチンの使い勝手ばかりを気にする方が多いのですが、キッチンを使っている時間は一日のうちでもせいぜい3〜4時間。多くの時間はキッチンを外から眺めているわけですから、その視線も意識しなければならないのは当然です。
写真:人に空間に似合うキッチン03
 
写真:人に空間に似合うキッチン04
以前、あるメーカーの人に「STUDIO KAZのキッチンにはスタイルがない」と言われたことがあるのですが、それは当たり前です。 そこにいる人、キッチンを使う人の笑顔が最も素敵に見えるようなキッチンを模索しているわけですから、一件一件違ったキッチンになるはずです。
  写真:人に空間に似合うキッチン06
もちろんキッチンである以上、料理することを考えなければならないのは当然なので、 料理の「クリエィティビティ」を発揮する場所であるということも意識しています。
写真:人に空間に似合うキッチン05 写真:人に空間に似合うキッチン05
写真:人に空間に似合うキッチン06
これまでに私たちが提唱してきたことが、ここ数年でキッチンの主流になってきましたから、 私たちは「次」に進まなければならないと思っています。その「次」はまだ模索中なのですが、基本的なスタンスは変わらず にオーダーキッチンをデザインしていきます。
写真:人に空間に似合うキッチン07
写真:人に空間に似合うキッチン08

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