COORDINATOR'S STORY

コーディネーター奮闘記

vol.9 戸倉容子さん



[10年マップ]を目標達成の道しるべに、目指すのは、人生に関わる環境のトータルプロデューサー


私は、10年マップを持っています。
10年間で自分がどうしたいかを描いた人生地図のようなものです。
私は、この存在のおかげで今までの自分の目標を達成できています。
これからの目標は、4年後にミラノにスタジオを構え日本とイタリアの架け橋になること、8年後には、元気が出る高齢者施設をプロデュースすること、10年後には、生まれた時に暮す病院から、成長して通う学校、会社、そして人生のフィナーレまでを美しく暮すマンションなど人生に係る理想の環境をつくるトータルプロデューサーになるのが私の目標です。
これからの建築は、インテリアから。人間に近いところからベストな環境をつくっていけば、かならず地域や街もよくなるはずです。

写真:作業風景
作業風景

写真:ジュリエッタバルコニー
ジュリエッタバルコニー
歴史や文化が刻まれたイタリアは、感性を刺激し“今”に暮らす私たちに、常に勉強させてくれます。

先日、ローマで触れた5ツ星で人気のあるホテルのロビーは、とても印象的でした。
狭い入口から奥に入ると中庭に繋がるように広がっていて、中庭の先はボルゲーゼ公園に繋がっています。公園の緑を借景にし、ロビーと中庭を上手につないでいました。
このホテルは、実は200年も前につくられた邸宅を改装しているのです。インテリアは重厚感のあるクラシックとモダンを上手に組み合わせていて、照明の演出方法も勉強になりました。
上質な空間とは何か・・
単に高級な素材を使うことではなく、歴史や文化が刻まれた舞台に今を生きる我々の個性を融合させていくことではないかと感じました。
このような手法は日本でも是非取り入れてみたいものです。

今、熱中してることは仕事!文化やお客様の人生に触れ自分自身も豊かになれる、今の仕事に感謝。


私にとって今熱中していることは、仕事です。
仕事に費やす時間=人生の時間だと思っています。
だから仕事の時間を豊かに過ごしたいと思っています。
インテリアコーディネーターの仕事はまさにそれができる仕事。

〜 文化やお客様の人生に触れて
        自分自身も豊かになれる。 〜
こんな仕事は他に存在しないのではないでしょうか。

私がイタリアに良く行くのも、感性を磨いて仕事に生かすためです。プライベートで行ってもついつい仕事に繋がるように組み立ててしまいます。
自分に投資して仕事に生かす、仕事から人生の醍醐味をもらう。私はこの仕事をしている限り、永久に成長できる人生を送ることができると思い感謝しています。

写真:日本の打ち合わせ風景
写真:こだわり応接室
こだわり応接室

写真:戸倉容子さん

戸倉容子さん(とくら ようこ)

株式会社ドムスデザイン 代表
公認資格:イタリア政府認定インテリアデザイナー・一級建築士・インテリアコーディネーター

1962年 福島県生まれ。 ナースとして慶応大学病院に勤務中、人間は環境で生き方が変わることを悟り、インテリアの勉強を始める。 インテリアコーディネーターのライセンス取得後、会社設立、住宅から商業施設までを手がける。 その後、ミラノに建築デザイン留学。 世界的建築家パオロ・ナーバ氏に師事し帰国後、一級建築士取得。イタリアの感性に触れ、現地ネットワークを駆使した仕事術でインテリアから建築へ、そして街づくりへと広いフィールドで活躍している。


写真:イタリアでの打ち合わせ風景 写真:こだわり応接室

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