COORDINATOR'S STORY

コーディネーター奮闘記 ▲ コーディネーター奮闘記BACK NUMBER TOPへ

Vol.3 吉村直子さん

 インテリアコーディネーターのエピソードをお届けする「コーディネーター奮闘記」。
 第3回目は、徳島県でご活躍のIC、吉村直子さんにお話をうかがいました。

「職人さんや監督さんに名前を覚えてもらうまで、夜遅くまで手伝えることは 何でもやりました。」

IC受験前日、通りがかった住宅公園を見学。 「いつか私も・・・」と涙があふれました。

 インテリアに興味を持ったのは小学生の頃。自分で壁紙を買って、壁や建具、ゴミ箱にまで貼りました。中学校を卒業する頃には、部屋を増築する時に図面を自分で描いて大工さんにいろいろお願いしたことを覚えています。
 
 こんなふうに、家に対する思いは人一倍ありました。けれども、経験の少ない私の意見など誰も聞いてくれず、資格でも・・・と考えたのが、ICになろうと思ったきっかけ。IC受験前日の夕暮れ時、通りがかった住宅公園を見学に行ったのですが、時間が遅く外から灯りのついたリビングを見てまわりました。あの時「いつか私も・・・」と、なぜか涙があふれたことが忘れられません。
吉村直子さん


吉村直子さん
職人さんに、「インテリアコージネーチャン」と呼ばれながら教わったことが、大きな財産です。

 まだ、女性をあまり現場で見かけることがなかった頃は、職人さんや監督さんに名前を覚えてもらうまで、夜遅くまで、手伝えることは何でもやりました。50kgぐらいのものならトラックに載せる事ができます。そのせいか、腰の軟骨がつぶれて歩くこともままならないときもありましたが・・・。
 当時、現場では「インテリアコージネーチャン」と言われながらも、かわいがってももらいました。現場で職人さんに教わったことは、私の大きな財産です。

 また、資格を取ってすぐの頃、先輩方によく、講演会や勉強会、見学会などに誘っていただきました。おかげで大切なネットワークも持つことができ、今でもその専門知識を大いに活用させて頂いてます。
やりたいことと、予算の間で、必ず答えを導き出すことを心がけています。

 プロとして、依頼された仕事にどう答えを出すかを重要視しています。やりたいことと、予算の間で必ず答えを導き出し、満足していただけるよう心がけています。
 コンセプトは上質。予算がなくても、常に質を高く仕上げることを大切にしています。また、常にアンテナを高くいろいろな情報をキャッチするようにしています。
 
 宮脇 檀さんを尊敬していて、『それでも建てたい家』が大好き。食べる場所を大事にすることと風通しは、何より大切に考えています。これでキレル子供はいなくなるのでは、と思うのですが・・・。




自分のコーディネートで人が前向きになったとき、幸せを感じます。

 暮らし方やインテリアに対して後ろ向きだったりあきらめたりしている人を、私のコーディネートで前向きに変えることができたと思えたとき。イライラした日常を明るい楽しい笑顔に変えられたと感じたとき。そんなときは、この仕事に対する幸せを感じます。
吉村直子さん
吉村さんが手がけたコーディネート
吉村さんが手がけたコーディネート

次のページへ >>