COORDINATOR'S STORY

vol.22 鰀目有香子さん

インテリアコーディネーターのエピソードをお届けする「コーディネーター奮闘記」。
第22回は、インテリアデザインから照明プラン、アートまでと幅広く活動している鰀目有香子さんにお話をうかがいました。

住む人や使う人のことを考え、一歩先のデザインをプロとして提案。

心の奥から寛げる空間の追求

インテリアコーディネーターを志すきっかけは、良いホテルに泊まったり、ホテルで食事をする機会があり、その度に、心の奥から寛げるのは何故なんだろう?とずっと思っていたことでした。その時の経験がインテリアデザインをする時や接客する時に大きな影響を与えました。

ダイニング 名古屋市HA邸

住む人や使う人の要望を聞き、理解して、一歩先のデザインをプロとして、常に提案する事を心がけています。

その結果、プランニングした物件がデザインした形になり、クライアントに喜んでもらえた時が、一番、充足感を得られます。

写真:鰀目有香子さんスナップ オフィスにて

インテリアの資料に囲まれたオフィスにて

若い方に自分の幸せは何かを見つめてほしい。焦らなくてもいいんだという事を伝えたい。

子どもが小さいときは、時間的な制約がありながらも件数を多く請けなければならなくなり、寝ないで朝を迎えた事もありました。 子ども達が大きくなる過程では、自分のやりたい事を抑えなければならない時期もあり、土日の仕事とのバランスは難しく、インテリアデザインといったトータルでのアイテムではなく、照明のプランだけをするという時期もありました。でも、僭越ですがそのおかげで今は照明が得意なコーディネーターになっているので、何が良くて何が悪いという事は無いと思いました。その時は遠回りと思えたことも、すべて自分のプラスになっています。
だからこそ、これからも仕事もプライベートもきちんと自分なりの道を生きていきたいと思っていますし、若い方には自分の幸せは何かを見つめてほしいと思っています。男性とは違う答えが出てくる人も多いのではないでしょうか?お子様を生み、育てる時間も大事にしてほしいですし、焦らなくてもいいんだという事を伝えたいです。

写真:

寝室 名古屋市H邸

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リビング 東京都N邸

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リビング 多治見市N邸

尊敬している方は、内田繁氏です。私が20代の頃、雑誌に掲載されている内田さんの仕事を見て、建築だけでは良いものは作れないと思い、インテリアを仕事にする事を決めました。日本発信で、海外に認められるように努力されてきた事に対して尊敬をしています。又、女性としての良さを生かされてオリジナリティのある澤山乃莉子氏・アシハラヒロコ氏にもあこがれております。