COORDINATOR'S STORY

コーディネーター奮闘記

vol.15 北谷 明日香さん

心地よい暮らしを提案するためにも、自分自身が丁寧な暮らしをするよう心がける。

インテリアのプロとして、幅広い知識を身につけるのには際限がありません。人生をかけて勉強するつもりで、向上心はずっともち続けたいですね。その一方で、仕事だけでなく、家族と過ごす時間など私自身の生活も充実したものであり続けたい。素敵なインテリア、心地よい暮らしを提案することを仕事にしているのですから、自分自身が丁寧な暮らし方を忘れないように心がけて、人間としても女性としても魅力をもった人になれればいいなと思っています。

仕事の幅を広げつつも、自分の軸は家具デザインであることにこだわり続けたい。

ご紹介などもあり、家具のデザインだけでなく、インテリアコーディネート全般に関わるお仕事をいただく機会も増えてきました。個人邸だけでなく商業施設にも関わるなど、新しいことにもどんどん挑戦しています。これからもインテリアに関係する知識や技能を幅広く身に付け、仕事の幅を広げていくことを目標としていますが、一方であくまでも自分の軸は家具デザインであるということにはこだわり続けたいと思っています。

「何でも出来ます」というのは便利な言い方のようですが、裏を返せば何が得意なのかがよく分からない場合も多い気がします。空間全体を考えたオーダーメイドの家具デザインということに関して、自分にしか出来ない仕事を追求していきたいです。
丁寧に作られた家具は、世代を超えて受け継がれていくもの。

最近、家具の修理やリメイクに関する問い合わせの電話をいただくことが多くなったように感じています。エコロジーの考え方からも望ましい傾向だと思いますし、メンテナンスをしながら長く大切に家具を使っていただけるというのは、家具作りに関わる者としてとても嬉しいことです。丁寧に作られた家具は、世代を越えて受け継いでいくことができるものであるはず。良いものを長く使うということと安価なものを次々に買い換えること…ものの価値を改めて考えるべき時代なのではないでしょうか。

料理をすることがリフレッシュ。料理って実はとってもクリエイディブ!

陸上部やテニス部の経験を活かしてスポーツでリフレッシュ!と言いたいところですが、まだまだ子育てに奮闘中の身としては、料理がもっぱらの気分転換。インテリアの仕事はとても楽しくて大好きな仕事ですが、何事にものめり込みすぎるタイプなので、料理をすることがよいリフレッシュになります。料理って、実はとってもクリエイティブ。最近では、娘2人もだいぶ色々手伝ってくれるようになり、一緒に台所に立つのも幸せな時間です。健康と美容(?)を考えながら料理を手作りし、食卓を家族全員で囲むということの大切さを、娘達にもきちんと伝えていきたいものです。

写真:北谷 明日香さん
北谷 明日香(きたたに あすか)
インテリアコーディネーター。1級カラーコーディネーター『商品色彩』。
インテリアコーディネーター東京(IC東京)理事。

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、政府系金融機関へ勤務。結婚を機にインテリアの勉強を始め、子育てをしながら家具デザインやCADを独学した後、主人と共に家具販売会社であるTokyo Kit Furniture(有)を設立。「家具の宝石」と称される革張り家具、キットファニチュアのデザイン・設計を軸として、その他インテリアコーディネート業務に幅広く携わっている。
ホームページ:http://www.tokyo-kit-furniture.com/

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