WHITE!&DARK!という対照的なテーマでインテリアを表現

インテリアと照明がコラボレーションすることで誕生するその空間は、
まさにインテリアにおける“セッション”の世界。
2017年3月上旬にビッグサイトで行われたライティング・フェアでのスタイリッシュな
コラボレーションをご紹介いたします。

TOTAL THEME
「マテリアル・ライティング
プラスチック編」

ライティングによって多彩に変化を
とげるマテリアルが“プラスチック”です。
今回はプラスチックで造られた家具を
メインに、
WHITE!とBLACK!という
2つの対照的な空間を演出。

インテリアや光の当て方で、
同じ素材でも印象がこんなにも
変わるということを
“体感”してもらうのが
ねらいです。

WHITE! pop&premodern

最近注目のプラスチックを使ったモダンな家具に、海辺をイメージしたブルーのアクセントを随所にプラスした WHITE!の部屋。天井からのライトとカラーキネティクスを照明に使うことで、ポップながら、クールさもある空間に仕上がっています。

BLUE

Sixinchというベルギーブランドの椅子は、ポリウレタンならではの弾力が魅力。手前から光を当てることで、よりブルーの鮮やかさを際立たせるしかけに。

WATER SURFACE

プラスチックの椅子の名はその名も“ウォーターフォール”。
その床面には波面が広がり、空間に奥行きとさわやかさを与えてくれています。

OBJET

壁面には、プラスチック素材のオブジェをディスプレイ。ただ“白い”だけではなくてそこにポップな印象が加わるのは、こういったアイディアによるもの。

CLEAR

ファウンテンという名前のクリアなテーブルに、透過光が美しい陰影をつくります。テーブルの下にあるのは、まるで蛍のように光るLEDライト“蛍”。

DARK! trad&contemporary

柄の違う壁紙や、質感の違うファブリックなどを使用することで“黒”と一言で言っても、多様な黒があることをまるで体現したような部屋がこちら。
そこに、ペンダントライトを置くことで、モダンかつ味わい深い空間が広がっています。

GORGEOUS

グレーのプラスチック製の椅子に映り込む光が、独特の存在感を醸し出します。床のラグとそこにあしらわれた羽がさらにゴージャスな印象に。

MODERN

ペンダントライトを3つ使うことで、光を真ん中に集め、ゴシック調の部屋がより際立つラインティングに。3重のシェードが柔らかな光を演出します。

WASHI

窓に和紙を貼ることで、そこから差し込む光をマイルドで温かみのあるものに。この和紙は今回のために越前の職人さんとコラボして作ったものです。

ZAHA’S CHANDELIER

“黒”の部屋にあるからこそ際立つ“白”は、また独特の存在感。国立競技場の最初のデザインに選ばれたザハ氏による遺作はまるでシャンデリアのよう。

CREATERS

「照明は黒子でなければならない」、
つまり光を当てる対象と照明が一体化して
いないと、
いい空間はつくれない、
というのが持論。
今回もそれを体現するような
ラインティングを。

河原 武儀 さん
ライティングプランナー

ライティング・コンサルタンツ・オフィス代表。
新築住宅だけでなく、リフォームの際の
照明コンサルティングも手掛けるなど、
照明のスペシャリスト。

白=ポップ、黒=コンテンポラリーという
お題の中に、どうクリアな家具を
共存させるか、
添える小物から壁紙に至る
までこだわりました。
白と黒の対比を楽しんでいただけたら。

冨田 恵子 さん
インテリアコーディネーター

冨田建築デザイン事務所代表。
住宅メーカー勤務後、フリーの時期を経て独立。
ディテールにまでこだわった温かみのある
空間作りが得意。

平成28年度
住まいのインテリア
コーディネーションコンテスト
入賞作品の展示

会場では、「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」の入賞作品も展示されました。

事例分野・課題分野の各部門とも個性的でオリジナリティにあふれる受賞作品が展示され注目を集めていました。

また用意した入賞作品集は、全て来場者の方がお持ち帰りになりました。

審査結果・受賞作品はこちら