社団法人インテリア産業協会では、住まいの豊かさが実感出来るトータルインテリアの普及とインテリアコーディネートの実務向上を図り、一般生活者におけるインテリアに対する関心を高めることを目的として「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト2011」を実施します。
インテリアコーディネーションの実施・実務例の中で、
施主に喜ばれた事例、気に入ってもらえた事例を自由にプレゼンテーションして下さい。
但し、気に入ってもらえた事例は具体的に記述してください。施主のライフスタイル・感性についての考察、あるいは空間の計画について、生活行動、間取り、レイアウト、インテリアエレメント、家具、調度品の選択、素材、仕上げ、仕様、色彩計画、予算の満足度等々、様々な「施主視点」に立って提案されたコーディネーションで有ることが好ましい。
インテリアコーディネートに携わった個人、企業(部門単位応募可)
テーマに即した住空間のインテリアプレゼンテーションボード
(住宅の構法、新築、リフォーム別は問いません。モデルルームも可とします。)
家族みんなが集う場を中心とした戸建て住宅のリフォーム相談
会社員A氏(46歳)は自分の両親と自分の家族の二世帯。両親が昔(30年前)取得した土地は、郊外だった場所で、敷地に余裕があり、建物は当時祖父母も同居していたので、比較的大きなものとなっている。これから先、両親の老後の生活、子供(2人)の成長も見越して老朽化した家屋をリフォーム・増築することにした。
【家族の状況】
◯家族は自分の両親父親(70歳)母親(67歳)。妻(41歳)長女(13歳)長男(10歳)の6人同居である。
◯長女(中学1年生)と弟(小学校4年生)は同室である。
◯両親は老後の趣味、学習など楽しみを求めている。
【家族の意見】
ある日、A氏が家族の希望を聞くと、以下のような会話が交わされた。
「多人数の食生活を預かる者として、キッチン・ダイニングは大切にしたい、庭の菜園から採れた新鮮な旬の野菜を調理したり、お菓子を焼いたり。家族の大切なコミュニケーションの場にしたいし、お客様も多いので開放感のある爽やかなイメージにしたいわ(妻)」
「やはり足腰が弱くなった時のことも考えないといけないね、でも今は、二人ともそれぞれ趣味をもって楽しんでいるからそうした時間も大切にしたいな。私達のためのシャワーやトイレは皆とは別に欲しいね(父親)」
「昔とくらべれば家事も楽になったけど、でも大人数の家事は大変。お母さんが少しでも楽に家事が出来るような工夫をしてあげたいわね。出来れば和風洋室にしたいわね(母親)」
「私は中学生になったし、個室が欲しい。好きなオレンジ色をアクセントに使った明るい部屋にしたいわ(長女)」
「僕はゲームをしたり、友達と遊んだり出来る場所があればいい。好きな色はブルー(長男)」
「家族みんなが集う場として、リビングルームは音と映像が楽しめるホームシアターにしよう。自分の書斎も欲しいけれど、そうも、行かないだろうから小さなコーナーで良いから趣味のビデオや写真を編集したりできる場所があると良いな。そして明るいカラーだけど全体はシックなカラーが良いと思うな(A氏)」
※家族の意見はそれぞれ納得出来るものだが、限られた現実でとてもまとめることが難しい。予算も2,000万円だ。そこでリフォームについては、専門のインテリアコーディネーターに相談することにした。さて、相談を受けたインテリアコーディネーターとしてA家の希望を叶え三世代の快適に暮らせる新しい提案が求められている。インテリアプランを予算も勘案して提案してください。
問いません(どなたでも応募できます)
課題に対する、設計住戸の指定図面はありません。
図(次ページよりダウンロード下さい)を参考に自由に計画して下さい。
※課題空間の広さは問いません。
※参考をプランに採用しても構いません。
※リフォーム前の住戸プランは明示して下さい。
課題に即したインテリア空間の提案ボード
高齢者社会の21世紀、これからの高齢者はその多くが健康で長寿である。
日本の地方都市の周辺には、手のとどく距離に山々や川がある田園地域があり、そうした自然の環境に恵まれた場所に高齢者のための住宅を提案してください。もちろん省エネルギーで長寿者にとって最適な暮らしが出来るよう、安全・安心であること、また、この人々にとって新たな生活スタイルを提案し、精神的にも肉体的にも配慮した住まいの提案を募集します
都市近郊の山間地であるが、高齢者に対応する医療機関や保険機関、スポーツ施設、健康管理施設、人的交流施設、生活維持関連施設(銀行、郵便、宅配、物流、日常的消費材の商業施設、行政関連施設は充分に整っている場)を想定して良い。
各種学校、高等学校、大学の在籍者
○地方都市より少し離れた山間地に建つ住まい
○課題住宅は右図のような形状の戸建て住宅であり、周囲には充分な敷地を有する。
○構造は木造軸組工法で壁厚は150mm(仕上寸法)とする。
○屋根の形状は日本瓦葺き勾配で最大天井高は右図の通りAゾーン・Bゾーン5.0m、Cゾーン2.6mを限界とする。
○出入り口は自由に設定可。
○黒塗りの壁の部分は耐力壁の位置を示し、その他の壁の部分は窓、壁など自由に設定可。
○建材やインテリアエレメントなどでエコロジーのための地元の産物を地元で活用するような提案をしてください。
他は課題図面を参照の事。
課題に即したインテリア空間の提案ボード(課題図面を使用)